33歳🕊妊活3年半&破水入院 記録

2016年から始まった妊活(自力→タイミング方→人工受精→体外受精)。妊活に悩む方の役に立てればと思います。

ママのおなかをえらんできたよ 〜私の場合〜

 

病棟にあった本、

池上クリニック院長 池上明さん 著

『ママのおなかをえらんできたよ』を読みました。

 

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高位破水で一時は諦めかけた命が、今も私のなかにとどまってくれた奇跡に感謝し、赤ちゃんは私のに沢山の事を気付かせてくれた。

 

ただ動きすぎたから、無理して仕事し過ぎたから破水したのではなく、赤ちゃんにも魂と意思があって、今回の事が起こったのだと。

 

「胎内記憶」という赤ちゃんがお腹の中にいるときの記憶。

言葉を話せるようになる3〜4歳頃に突如話し始めたり、『おなかの中はどうだった?』『ままのおなかに来る前はどこにいたの?』と聞くと話してくれるこがいるそう。

 

『あたたかくて 泳いでた 生まれる前に もう出ていいよってだれがに教えてもらうんだ』

『おじさんと空中に浮いてたら笑い声が聞こえて、この家でいいかと聞いたのでいいですと答えた』

『雲の上にいて、あそこの家がとってもいいな お兄ちゃんたちがいていいな 行きたいな と思ってたんだよ だからここへ来たんだよ きてよかった』

 

こどもの選択で親は選ばれる。
こどもは両親(特に母親)を助けるために生まれてきて、自分の人生の目的を達成するために生まれてくる。

 

私の場合は、不妊治療と仕事への責任から夫の働きっぷりや性格態度まで否定的に見てしまう日々が続いていた。

ここ数ヶ月はまともに会話もしてなく、家庭内別居状態、言動一つ一つにイラついて、休日は一緒に居たくないから一人で外で過ごしていた。

次の3度目の体外受精でダメだったら離婚しようと思っていた時、まさかの妊娠発覚。これまで挫折し続けて挫折慣れしていたので信じられなかった。

 

でも、人はすぐには変われず。その後も2人の関係は変わらなかった。むしろこどもが出来たんだからと、自分に鞭を打って、夫にも鞭を打つ日々が続いていた。

 

このまま赤ちゃんが生まれてからも2人の会話がなく、家庭が静かで張り詰めた空気だったら赤ちゃんに悪影響だ、そんな家庭で育てるのは可哀想。。

どうすれば…こんな冷めた関係、尊敬出来ない相手との仲を取り戻せるのか、全く分からなかった。

 

相変わらずの毎日が続く中、破水した。

たった5分10分の診察で、もうすぐ5ヶ月だった赤ちゃんが、助かる可能性は低いと宣告された。

 

泣き続け無になり、何も考えないように、もしくは自分が楽になる方に考えて、心の片隅で諦め、周りにもそんな態度をとっていた。

 

けど、夫が毎日のように通院し、義母も駆けつけ、半音信不通の兄からも連絡があり、母も父も合間を縫って来てくれ、毎日心配の連絡をくれ、満月にお祈りしてくれ、諦めたような私を叱ってくれ、そんな1週間あまりのなかで気がついた。

 

自分以上に、自分と赤ちゃんを強く想ってくれる存在。

本当の幸せって何なのか。

人生を豊かにするのは自分の心の持ち方次第。命の大切さ、命の重さ、命と気持ちに正面から向き合うことの大切さ。人と人との心の繋がりの大切さ。

 

支えてくれた皆の為に、

私は元気な赤ちゃんを産むために精一杯の努力をする!それで皆を幸せにする!

明るく前向きか家庭を作る!

 

赤ちゃんにココまでの事をさせてしまって申し訳なかった。。もうあなたを危険な目に遭わせないように、ここからはママが頑張る番だね!